唐津焼は砂目とよばれる粗くざっくりとした土味と渋い色調で素朴さ、あたたかさ、力強さという魅力をあらわしています。
春窯はそんな伝統を活かしつつ新しい色合いも取り入れながらお料理を引き立てるうつわ作りを目指し日々作陶しています。
大学で陶芸の授業を受けたことがきっかけです。
自分で作った陶器を使って食事をするということに感動を覚え、もっと上手になってたくさんのかたが喜ぶうつわを作りたいという気持ちになりました。
萩焼と有田焼というまったく正反対のやきものを体験したことで、この両方を活かしたオリジナルの窯を作りたいと考えました。
手作りでありながら様々な装飾技法があり、さらに「用の美」(料理を盛って完成するやきもの)とよばれる唐津焼は、私たちにとって最高の環境と無限の可能性を感じました。
全国の百貨店や陶器のイベントなどで展示販売を行っています。
地域によって好みが違うことや、お客様との会話からひらめく形状や柄の描き方など、足を運ぶことで得る気づきを大切にしています。
唐津焼のあたたかみを活かすことができる釉裏紅という技法を新たに取り入れたことで、赤い花や実をモチーフにした植物が増え、デザインの幅を広げることができました。
釉裏紅とは、銅系の彩料で焼成により淡い紅色を発色させる技法です。
唐津焼の伝統の技法を受け継ぎながら、萩焼や有田焼で学んだ経験を活かし、手作り手描きの温かさに実用性や耐久性を兼ね備えたうつわを制作しています。
使い勝手のいい器、持ちやすい形状、料理が映えるデザインなど、食を楽しく豊かにするためのうつわ作りに励んでいます。
岸田 匡啓 | |
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1983年 | 静岡県富士市生まれ |
2006年 | 慶応義塾大学 文学部 美学美術史学専攻卒 |
2007年 | 唐津にて修行を開始 |
2009年 | 川上清美氏のもとで修業 |
2012年 | 唐津市浜玉町鳥巣にて独立
以後全国のギャラリー、百貨店における個展を中心に活動 |
土の温かみに磁器の繊細さを取り入れた
手作りのうつわを通して、優しさを伝えたい
すべての世代において安心と満足を与えられる
うつわづくりを目指します
お客様の声を直に聞き、
不安や悩みを解決するうつわづくり
お客様の食卓が心地よい空間になるうつわづくり
Name | 春窯 |
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Head Office | 〒847-0033 佐賀県唐津市久里1134-1 |
Tel | 0955-58-8239 |
HP | https://www.harugama.com |